防風通聖散(漢方)で肥満改善

防風通聖散の服用方法には、以下の2種類が存在しています。

①初めて製法された中国による使用方法ということで、熱性疾患に影響を受ける便秘、悪寒発熱、尿量減少など、または鼻、皮膚、耳、喉などの化膿や炎症で、その症状が過激なパターンに多岐にわたり活用されています。国内では薬用量を多少控え目にしてから体質改善的に長い年月摂取していますが中国であれば急性疾患の本格的な治療薬ということで服用されています。

②肥満や体質の改善薬で服用され効果効能は、お腹まわりに皮下脂肪が数多く、便秘の傾向がある肥満症や、高血圧の随伴症状(のぼせ、動悸、肩こり)、むくみ、便秘となります。更に血色良好で、体力が充実していて、言い換えれば卒中体質者で、ぽっこりお腹で太鼓腹肥満体の人々の状態によくあてはまるとされているのです。こういったように、体格や体質をターゲットに防風通聖散を服用するのは日本だけに限られたタイプになります。

漢方防風通聖散